2024.10.28
お知らせ

【お知らせ】診断参考レベル改訂に向けた線量調査(10月30日まで)DRL改訂線量調査-診断透視/IVR 基準線量率の回答必須の解除について

2024年10月29日
公益社団法人 日本診療放射線技師会
会長 上田 克彦

当該アンケートへのご理解とご協力誠にありがとうございます。

さて、診断透視およびIVRの設問にて線量測定を要する設問、すなわち診断透視のQ18以降およびIVRのQ17以降の設問の設定が誤って必須回答となっておりました。
このため、その前まで入力して中断されたご施設が多いことが確認されました。

取り急ぎシステムの設定を変更し、上記線量測定を要する設問は空欄のままでも最後まで進めるようにいたしました。

つきましては、大変ご面倒をおかけいたしますが、線量測定を要する設問に対しては空欄のまま「次へ」をクリックいただき、最後の設問まで進んでいただき「入力完了」ボタンをクリックいただけますようご担当者様へご連絡・ご協力のお願いを申し上げます。

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2015 年に医療被ばく研究情報ネットワーク(J-RIME)により本邦で初となる適切な撮影線量の目安である診断参考レベル(diagnostic reference level: DRL)が設定されました。2020年には第1回の改訂が行われて、医療における放射線の安全管理を行う義務が生じました。この度、第2回の改訂を行うため、ご協力をお願いいたします。

なお、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の定義する「研究」に該当しないので,各施設で倫理審査を受審する必要はありません。個人情報の受け渡しは発生せず,各施設個別のデータを公表することもございません。

下記に医療被ばく研究情報ネットワーク(J-RIME)からの依頼文を掲載します。



医療被ばく研究情報ネットワーク(J-RIME

医療被ばく研究情報ネットワーク(]-RIME)およびその参加団体は、2015年に公表した本邦初の診断参考レベル(DRL)を、CRP publication 135の推奨に基づいて定期的に改訂しております。

この度、2025年の改訂へ向けて国内の状況を調べるべく、CT・一般撮影・マンモグラフィ・IVR・診断透視を対象としたアンケート線量調査を行うことになりました。

なお、核医学・歯科については関連学会による調査が別途実施されます。

9月上旬に全国の医療施設の病院長及び医療放射線安全管理責任者様に向けて本アンケート依頼状が発出される予定です。

アンケートの回答は依頼状に記載のURLからWEBにて行っていただき、回答期間は以下の通りとなっております。

回答期間: 2024年10月1日(火)~2024年10月30日(水)

各モダリティのアンケート項目についてはJ-RIMEHPにも掲載しておりますので、事前に確認いただけます。

https://j-rime.qst.go.jp/

本調査は、日本医学放射線学会の定めた「診療用放射線に係る安全管理体制に関するガイドライン」の「27) 線量調査への参加」にて求められている線量調査に相当し、できるだけ多くの施設からの情報を収集したいと考えております。

つきましては、皆様のご施設にも調査へのご協力をお願いしたく存じますので、ご高配のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

なお本調査は「診療用放射線に係る安全管理体制に関するガイドライン」および「医療法施行規則」に基づいて各施設が業務として集計すべきデータのみをご提出いただくものであり、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が定義する「研究」の対象から外れますので、倫理審査の不要な「業務」として実施いたします。

また、検査毎のデータではなく各施設内の集計結果のみを集めるので、個人情報の受け渡しも発生いたしません。

集めたデータは集計結果のみを公表するものであり、各施設個別のデータは公表いたしません。

【添付資料】

DRLs2025調査依頼案内状(非修練機関宛).pdf

DRLs2025調査依頼案内状(修練機関宛).pdf

以上