分科会活動
分科会とは
日本診療放射線技師会では、診療放射線学及び診療放射線技術の向上発展に関する事業、診療放射線学に関する研究と啓発に関する事業、放射線診療の安全確保に関わる事業、診療放射線技師の生涯教育に関する事業、その他、本会の目的達成に必要な事業を遂行するため、各専門領域別に「分科会」を立ち上げ、次の活動を行っています。
(1) 各認定資格における教育、認定、更新、広報、啓発に係る活動
(2) 各専門診療放射線技師における教育、認定、更新、広報、啓発に係る活動
(3) 診療放射線技師に益する施策等を目的とした調査活動
(4) すべての診療放射線技師を対象とした専門領域の資質向上を目的とした講習会の開催
(5) 学術事業等を通し関連組織および団体等との連携
(6) 分科会の目的達成および永続的な成長を図るため次世代を担う人材育成
各分科会の紹介とイベント情報を公開しています。
放射線機器管理士分科会
放射線機器管理士分科会委員
分科会会長
加藤 豊幸(九州大学病院)
委員
菊地 克彦(東京北医療センター)
中村 泰彦(純真学園大学)
田中 悟(神戸総合医療専門学校)
佐藤 弘史(九州国際重粒子線がん治療センター)
青山 信和(琉球大学病院)
小林 隆幸(帝京大学)
放射線機器管理士分科会とは
放射線機器管理士分科会は、医療における放射線関連機器の性能維持と安全性確保を目的に活動しています。平成8年に放射線機器管理士部会として発足し、平成24年度からはJARTの一分科会として、放射線関連機器の安全管理に関する情報提供や教育活動を通じて、診療放射線技師の専門性向上を図っています。
イベント情報
放射線管理士分科会
放射線管理士分科会委員
分科会会長
吉田 篤史(聖マリアンナ医科大学 川崎市立多摩病院)
委員
副分科会長:小林 勝宏(田北病院)
副分科会長:佐久間 守雄(星総合病院)
委員:
南京 貴広(松江市立病院)
糟谷 信貴(中東遠総合医療センター)
新木 佳友(宇都宮セントラルクリニック)
鈴木 淳平(札幌柏葉会病院)
岩見 守人(姫路赤十字病院)
放射線管理士分科会とは
・1999年に放射線利用の安全管理を促進し、放射線被ばくから国民を守ることを基本とし、また、原子力災害時における放射性物質による汚染状況を測定及び除染する専門家として、放射線管理士制度が発足しました。2003年には「放射線管理士部会」が発足し、JARTの外部組織として活動を行ってきました。その後2010年に解散、2011年12月にJART内の組織として「放射線管理士分科会」が発足し活動を再開し現在に至っています。
再編成後は放射線管理士の資格を持つ方全員が放射線管理士分科会の構成員となります。
全国のおおよそ各地域に役員を委嘱し、現在8名の役員および担当理事1名にて活動しています。
放射線管理士の認定資格は、被ばく相談員の認定や医療被ばく低減施設認定を取得する際には必須の資格となっています。これは、放射線利用の安全管理や放射線被ばくの専門家であることが認定されている必要があるからです。
今後はより一層、放射線管理士の皆様のお役に立つ情報を学会等で行われる講習会やシンポジウムを通して提供していきたいと考えます。
イベント情報
放射線治療分科会
放射線治療分科会委員
分科会会長
根本 幹央(自治医科大学附属病院)
委員
伊藤 憲一(栃木県立がんセンター)
大坂 暁胤(新潟県立中央病院)
太田 誠一(京都府立医科大学附属病院)
奥村 拓朗(広島大学病院)
小野 薫 (広島平和クリニック)
佐々木 幹治(徳島大学)
安井 啓祐(藤田医科大学)
放射線治療分科会とは
当分科会は、放射線を用いたがん治療の普及と発展を目指し、患者の治癒率と生活の質を向上させることを目的としています。がん治療に従事する本会会員が効果的かつ安全に業務を実施するために、がん治療の均てん化に向けたセミナーや、がん対策シンポジウムの開催、がん治療に関する学術的情報の提供などの事業を展開します。また、国内外の関連他団体との協同体制を進めていくことも事業の柱とし、がん治療に関して必要とされる全般的な知識や技術の向上、体制作りに努めます。
イベント情報
消化管画像分科会
消化管画像分科会委員
分科会会長
安藤 健一
委員
消化管画像分科会とは
イベント情報
医療画像情報精度管理士分科会
医療画像情報精度管理士分科会委員
分科会会長
坂本博(東北大学)
委員
池田龍二(熊本大学病院)
石森光一(JA福島厚生連 白河厚生総合病院)
上杉正人(北海道情報大学)
小西康彦(りんくう総合医療センター)
竹内和宏(香川大学医学部附属病院)
永井優一(国立がん研究センター東病院)
原瀬正敏(豊橋市民病院)
医療画像情報精度管理士分科会とは
医療画像情報精度管理士は、診療放射線技師が、医療画像情報の運用と管理に関する専門知識を習得し、それを実際に活用できる能力を持つための資格です。医療画像情報精度管理士分科会は、その育成に加え、資格取得後も、最先端の画像情報、医療機器情報、セキュリティ情報、診療関連情報、および各種ガイドライン等の医療情報を俯瞰的に発信し、情報を共有します。
イベント情報
オートプシー・イメージング分科会
オートプシー・イメージング分科会委員
分科会会長
小林 智哉(東北大学大学院)
委員
阿部 一之(前純真学園大学)
大川 裕貴(製鉄記念室蘭病院)
加藤 勲(大垣市民病院)
高橋 伸光(奥州市総合水沢病院)
田代 和也(筑波メディカルセンター病院)
金山 秀和(島根大学医学部附属病院)
中川 太樹(保利病院)
オートプシー・イメージング分科会とは
オートプシー・イメージング分科会は、死亡時画像診断の発展と普及を目指し、医療・法医学の両領域で広く活動しています。主な取り組みとして、認定技師制度事業、撮影条件や組織体制の標準化のためのガイドライン作成、研修会や講習会の開催を通じた教育支援などを実施しています。これらの活動を通して、オートプシーイメージングに関わる診療放射線技師の専門性向上および質の高い診断環境の構築・普及に貢献しております。
イベント情報
臨床実習指導教員分科会
臨床実習指導教員分科会委員
分科会会長
中村 泰彦(純真学園大学)
委員
武藤 裕衣(鈴鹿医療科学大学)
川村 拓(群馬県立県民健康科学大学)
平松 雅樹(学校法人中央医療学園)
鈴木 正広(岐阜医療科学大学)
松浦 佳苗(鈴鹿医療科学大学)
臨床実習指導教員分科会とは
臨床実習指導教員分科会は臨床実習指導教員の認定に係る事業ならびに臨床実習指導に関するセミナー等を開催し、臨床実習指導教育の質を向上させるための活動を行っています
イベント情報
骨関節撮影分科会
骨関節撮影分科会委員
分科会会長
中川 英之
委員
骨関節撮影分科会とは
イベント情報
画像等手術支援分科会
画像等手術支援分科会委員
分科会会長
平野 透(札幌柏葉会病院)
委員
田仲 健朗(札幌医科大学附属病院)
大村 知己(秋田県立循環器・脳脊髄センター)
立石 敏樹(福井大学医学部附属病院)
金沢 勉(新潟大学医歯学総合病院)
牛尾 哲敏(滋賀医科大学医学部附属病院)
横町 和志(広島大学病院)
坂本 崇(済生会熊本病院)
木暮 陽介(順天堂大学医学部附属順天堂医院:担当理事)
画像等手術支援分科会とは
3次元画像情報は現在診断、治療に大いに貢献されている画像情報になっております。これらは放射線診断装置からの画像データを基に作成されており、データの品質管理、作成および配信は概ね診療放射線技師が日常行っている業務となっています。手術支援の画像配信は医療安全の確保が第一条件でなければなりません。しかしながら施設、作成者間で3次元画像の質に温度差があるのが現状です。そのため疾患別に標準レベルの画像構築についての講習会を設け専門技術の向上を図るため、平成28年度から画像等手術支援分科会を発足するとともに認定技師輩出などの活動しております。また令和4年度より画像等手術支援分科会によるハンズオンスキルアップセミナーを対面方式で開催し、標準的な画像作成方法や三次元画像処理ワークステーションの有益な操作法などを受講者と共有してきました。今後も認定事業、実技を用いたハンズオンスキルアップセミナー並びに会員向けの手術支援画像作成のコンテンツを作成し、会員の皆様への有益な情報を提供いたします。
イベント情報
放射線被ばく相談員分科会
放射線被ばく相談員分科会委員
分科会会長
五十嵐 博(群馬県立県民健康科学大学)
委員
小松 裕司(大阪ハイテクノロジー専門学校)
荒木 智一(東京メディカルクリニック)
勝浦 拓也(富士脳障害研究所附属病院)
豊留 章裕(国際医療福祉大学 市川病院)
笹﨑 俊宏(小張総合病院)
小林 香緒利(松蔭病院)
放射線被ばく相談員分科会とは
原発事故以前から、私たち診療放射線技師は医療現場において、医療被ばくへの対応を行ってきました。しかし、原発事故による環境汚染に関連した被ばく相談が増加することとなったのです。そのため、医療のみならず広く放射線被ばく全般の相談に対応できる人材として、2014年から認定資格として「放射線被ばく相談員」を育成することとなりました。
分科会では、認定講習会の開催だけでなく、フォローアップ講習会や日本診療放射線技師学術大会での分科会企画等を通じて、資格取得後も皆様と意見交換や情報共有、最新情報の提供等を行っています。
イベント情報
災害支援認定診療放射線技師分科会
災害支援認定診療放射線技師分科会委員
分科会会長
中田 正明(兵庫県災害医療センター/神戸赤十字病院)
委員
界外 忠之 (岡波総合病院)
須川 孝一(札幌中央病院)
南保 修(みなと医療生活協同組合協立総合病院)
坪内 啓正(福井県済生会病院)
小西 英一郎(国立病院機構 災害医療センター)
伊藤 大助(米盛病院)
大下 友昭(市立大洲病院)
災害支援認定診療放射線技師分科会とは
災害支援認定診療放射線技師分科会では、大規模自然災害および原子力等放射線災害において、被災地での医療救援活動や放射線サーベイ、被ばく相談等を適切に行うことができる診療放射線技師の育成と認定を行い、その活動を推進しています。
また、災害支援認定技師に限らず多くの会員の皆様に災害医療を学んで頂けるようにセミナー開催などの活動をしています。