SUBMISSION

JART誌への論文掲載

新規投稿・修正投稿・投稿済み論文の確認は以下へアクセスし、「投稿者マニュアル」に従い投稿・確認等を行ってください。

JART誌への論⽂掲載について

オンライン論文投稿

新規投稿・修正投稿・投稿済み論⽂の確認は以下へアクセスし、「投稿者マニュアル」に従い投稿・確認等を⾏ってください。


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論文投稿システム(外部のサイトに遷移します。)

投稿時の注意点

ログイン画面で「論文フォーマット」および「表紙フォーマット」(Microsoft Office Word)をダウンロードいただけますので、ご利用・ご参考にしてください。

投稿に当たり、投稿規程ならびに投稿要領を十分にご参照いただいた上で、次に掲げる項目をご確認ください。

※ 著者用の論文テクニカルチェックリストの提出が必須になりました。
システムのログイン画面からダウンロードして、投稿を完了する前に不備がないかご確認ください。
詳細は下の<論文を作成するに当たって>をご確認ください。

<投稿者(著者)・共著者の登録情報について>

1.投稿には、投稿者のユーザー登録(初回のみ)が必要です。

2.著者および共著者は会員番号の入力が必要です。ただし、著者の資格は投稿規程に掲げる内容に該当する者で、会員番号を有しない者の場合、診療放射線技師の非会員は999999、診療放射線技師以外の非会員は職業を入力する必要があります。

3.システムの「著者情報」には、共著者の氏名・メールアドレスの登録が必要です。

4.論文の著作権は、本会の「著作物の管理に関する規程」に基づいて運用します。論文が採用された場合、著者は論文に関する著作権を本会へ譲渡することに同意する必要があります。システムのログイン画面にある著作権譲渡同意書に自筆で署名した後、PDF化してください。そのデータを論文投稿時にシステム上にアップロードしてください。

5.投稿する論文は未公刊である必要があります。

<投稿原稿について>

1.要旨、本文および図表には、著者が特定される情報(氏名・会員番号・所属等)は記載しないでください。

2.謝辞や発表学会については、本文中に“ここに謝辞、発表学会が入ります”等と赤字で記し、別の独立したファイルを作成して、ファイルの種類を「謝辞等」としてアップロードしてください。

3.要旨、本文、参考文献、謝辞等のファイルには、ページ番号および行番号を入れてください。

4.投稿するファイルおよびファイル名は次の通りとしてください。○○○○には、英語の論文タイトルを記載可能な文字数まで(64 characters以下)入力してください。

① 表紙 ※必須投稿
ファイル名は「cover_○○○○」
ファイル種別は「表紙」を選択してアップロードしてください。
論文種別、表題(和・英)、筆頭著者名(和・英)および会員番号、筆頭著者の所属(和・英)、共著者名(和・英)および会員番号、共著者の所属(和・英)、キーワード(英語のみ5件以内)を記載してください。投稿規程の資格に掲げる内容に該当する者で、会員番号を有しない者の場合、診療放射線技師の非会員は999999、診療放射線技師以外の非会員は職業を明記してください。
ログイン画面の「表紙フォーマット」を参考にしてください。

② 要旨(和文):300文字以内 ※必須投稿
ファイル名は「abst_Jpn_○○○○」
ファイル種別は「アブストラクト(和文)」を選択してアップロードしてください。
本文等とは別の独立したファイルに作成してください。

③ 要旨(英文):300語以内 ※必須投稿
ファイル名は「abst_Eng_○○○○」
ファイル種別は「アブストラクト(英文)」を選択してアップロードしてください。
本文等とは別の独立したファイルに作成してください。

④ 本文(図表を含む) ※必須投稿
本文中の挿入位置に図表を挿入し、図表の近くに和文および英文による図表のタイトルおよび説明を記載してください。本文中には本文、図表の説明(和文・英文)を記載してください。
ファイル名は「manu_○○○○」
ファイル種別は「Manuscript(論文原稿 図表を含む)」を選択してアップロードしてください。

⑤ 参考文献 ※必須投稿
ファイル名は「ref_○○○○」
ファイル種別は「参考文献」を選択してアップロードしてください。
本文等とは別の独立したファイルに作成してください。

⑥ 著作権譲渡同意書 ※必須投稿
自筆で署名し、PDF化してください。
ファイル名は「copr_○○○○」
ファイル種別は「著作権譲渡同意書」を選択してアップロードしてください。ファイルがPDF形式でないとファイル種別に「著作権譲渡同意書」が表示されないため、必ずPDF化する必要があります。

⑦ 図 ※必須投稿
画像は高解像度のものとし、ファイル名は「fig.1」、「fig.2」のように半角英数字を用いて付番する、またはファイル名を「fig.」とし、Microsoft PowerPointなどで1つのファイルにまとめてください。
ファイル種別は「Figure(図)」を選択してアップロードしてください。

⑧ 表
ファイル名は「table1」、「table2」のように半角英数字を用いて付番する、またはファイル名を「table」とし、Microsoft PowerPointなどで1つのファイルにまとめてください。
ファイル種別は「Table(表)」を選択してアップロードしてください。

⑨ 謝辞、発表学会
ファイル名は「ack_○○○○」
ファイル種別は「謝辞等」を選択してアップロードしてください。
本文等とは別の独立したファイルに作成してください。

⑩ 論文テクニカルチェックリスト ※必須投稿
システムのログイン画面からダウンロードしてください。
初回投稿の際は「利益相反(COI)の開示」までの全ての項目を確認し、チェックボックスにチェックを入れてください。
査読後の2回目投稿以降は、上記に加えて「査読後の著者からの回答」まで全ての項目を確認し、チェックボックスにチェックを入れてください。
ファイル名は「check list_○○○○」
ファイル種別は「論文テクニカルチェックリスト」を選択してアップロードしてください。

<論文を作成するに当たって>

 論文の作成には次の点に注意してください。論文テクニカルチェックリストと照らし合わせて、本会の論文投稿における体裁が保たれていることを確認してからご投稿ください。論文テクニカルチェックリストは、システムのログイン画面からダウンロードして、投稿時に論文と併せてアップロードする必要があります。

1.論文種別

 本会の論文の種類は、主に原著、総説、速報、報告、ノート、資料、解説があります。著者は、論文を投稿する際に論文の種類を選択します。特に原著は、独創性に富み、科学的に十分な検証が行われ、新規性のある研究内容である必要があります。一部の限定的な評価内容や、自施設をベースにした一般的な解釈が不可能な内容は、資料などに該当します。内容を客観的に見て適切な種類を選択してください。それぞれの種類の内容は投稿規程を、それぞれの種類による原稿の規定ページ数および超過ページ費は投稿要領をご覧ください。超過ページが発生した場合は著者負担になります。

2.標題

 標題は論文の内容に合致したもので、可能な限り内容が的確に分かるものにしてください。本文を書き終えた後にもう一度標題を確認し、内容に乖離がないかチェックしてください。
 また論文の内容は、いずれのジャーナルにおいても未公刊である必要があります。和・英共に同じ標題の論文や学会発表演題等が他に存在しないか確認してください。本会の学術大会等で学会発表をした場合も標題を変更してください。

3.本文

 本会に投稿できる論文は、投稿規程に掲げる通り、放射線診療に関わる予防・診断・治療に関連のある内容でなければ受理できません。また要旨および本文は、一般的な論文としての体裁を保っている必要があります。体裁が整っていない場合、つまり個人の見解による一般的ではない解釈に基づいた記述方法であると編集委員会が判断した場合には、不採択となる可能性があります。過去の本会の論文を参考にして論文作成に取り組んでください。次に掲げる項目については特に注意してください。

・要旨、本文、参考文献、謝辞等にページ番号、行番号が付してあるか。

これらの体裁に合わせたwordファイルは、システムのログイン画面の「論文フォーマット」をダウンロードしてください。

・一般的な学術論文としての体裁を成しているか。

文章形式は常体(敬語ではなく“である調”)を用い、口語(話し言葉)にならない文章を作成してください。また学会発表の資料ではないため、例えば使用機器などの箇条書きは論文として不適切である場合があります。他の論文を参考にして適切な記述を行ってください。

・余白、文字サイズ、フォントは適切か。

用紙サイズをA4版用紙に設定したwordで作成してください。字体の種類と大きさは、和文は明朝体、英数字はTimes、共に12ポイントに設定してください。行間は18ポイントとしてください。上下左右に2cm以上の余白を取ってください。これらの体裁に合わせたwordファイルは、システムのログイン画面の「論文フォーマット」をダウンロードしてください。

・誤字、脱字が散見しないか。

誤字・脱字が非常に多く見受けられます。せっかく素晴らしい論文を執筆しても、誤字・脱字が散見されると論文自体の価値や品格も疑われてしまいかねません。著者自らはもちろんのこと、共著者にチェックを依頼する等、自助努力で可能なことは投稿前に必ず確認をしてください。

・「、」「。」ではなく「,」「.」か。

本会の論文では、句読点にカンマとピリオドを用います。本文だけではなく、要旨や謝辞等、全ての投稿原稿を確認してください。

・全角、半角が統一されているか。

英数字や記号はTimesのフォントに統一し、基本的には全て半角で統一してください。英文の略語は必ずスペルアウト(連語のアルファベットなどを略さずに記すこと)をします。たとえMRIやCTなど、診療放射線技師であれば当たり前に用いている略語であっても、論文内で初めて記載する場合には正式名称を提示する必要があります。

例:X線平面検出器(flat panel detector :FPD)、computed tomography (CT) など

固有名詞の場合は先頭のみ大文字にします。

例:Waters法、Ghaffariらの研究によると~ など

数値と単位の間には原則半角スペースを入れます。数量の単位は国際単位系(SI単位)とします。

例:20 cm、11.34 g/cm3 など

・緒言(等)、方法、結果、考察、結論、参考文献があるか。

学術論文は各項目により構造化された形態である必要があります。他の論文を参考にして項目を立ててください。なお、参考文献は別の独立したファイルとして作成してください。

・機器の一般名、機種名、製造会社名、都市名、国名は適切に記載されているか。

研究に使用した機器の情報は正しく記載してください。

例:フォトンカウンティングCT (SOMATOM Count Plus, Siemens Healthineers, Erlangen, Germany)

・数式に番号が付してあるか。

数式を用いた場合は、本文に提示した順番に番号を付してください。

例:

submission_math.png   ・・・(1)

4.謝辞等

 本文等とは別の独立したファイルで用意してください。謝辞や発表学会の開示は関係者の個人名や所属等が特定できる場合が多いため、本文中に記載しないでください。本文中には「ここに謝辞が入ります」「ここに発表学会の開示が入ります」等と赤字で記載してください。
 なお、本文等とは別の独立したファイルで作成し、投稿時にファイル種別を「謝辞等」としてアップロードした場合、このファイルは査読者に開示されないため、個人名や施設名を伏せる必要はありません。論文掲載時には結語の後に掲載されます。

5.参考文献

 学術論文は、研究目的と結論が明確に記されており、適切な方法で実施されている必要があります。そのためには、関連する過去の研究を十分に調査しなければなりません。従って参考文献の数があまりにも少な過ぎると、研究の新規性や妥当性が疑われます。また参考文献の数を確保しようとして関連が浅いものも提示してしまうと、研究および研究者としての信頼性が失われる可能性があります。参考文献に示す論文や書籍は適切に提示してください。
 なお、インターネット上に記されている内容は管理者が容易に改変可能であることや、その信頼性が未知である可能性があるため、原則として認められません(学術機関や公的機関などが発行し科学的に信頼性が確保されており、インターネット以外の方法では入手困難である文献である場合には、著者名、記述された年、題目、URL、閲覧日を提示してください)。
 本文中に参考文献を引用する場合は、該当する箇所に右上付きで1)2,3)4~7)のように番号を付す必要があります。参考文献は本会の投稿要領に準じて正しく記載されなければなりません。著者が2人以上の場合は筆頭著者のみを記載し、以下は“他”や“et al.”としてください。通巻のページと号ごとのページの両方が併記されている文献で、通巻ページを記載する場合には、巻の後の(号)は不要です。参考文献が正しく記載されていないものは不採択とする場合があります。

・雑誌→ 著者名: 表題. 省略形の雑誌名, 巻(号), 初−終ページ, 発行年.

例:Baskar R, et al.: Cancer and radiation therapy: current advances and future directions. Int J Med Sci, 9(3), 193-9, 2012.

・単行本→ 著者名: 書名. 初−終ページ, 発行所, 発行年.

例:遠藤啓吾他: 図解診療放射線技術実践ガイド第4版. 573-583, 文光堂, 2020.

6.図表

 図表は、学術論文において主にその内容や結果を示す重要な役割を持っています。本会の投稿要領に従い適切な図表を作成してください。次に掲げる項目については特に注意してください。
 なお、図表はPowerPoint等で1つのファイルにまとめることで対応し、どの図がFig.1に該当するのか等、第三者が見て判断が可能な形式で作成してください。画像は高解像度を保ったものを使用し、制作上2次加工が可能なものを準備してください。ただし、本文中に挿入する図表はこの限りではなく、図表の内容が把握できる程度の解像度で表現されたファイルを作成してください。

・図表に番号が付してあるか。

図はFig.1、Fig.2・・・、表はTable1、Table2のように、順番に番号を付してください。

・本文中に図表番号があるか。

論文に使用した全ての図表は、論文の文章内に必ず引用されていなければなりません。例えばFig.1の図を結果の項として掲載したにもかかわらず、本文中の結果の項にFig.1について触れていないということは避けるべきです。図表は当該研究に必要であるから掲載するのであり、当然、本文ではその説明が書かれているべきです。

・和文の説明があるか。

投稿要領に掲げる通り、表内文字および図表のタイトルは英文で記すことと定められています。本文の最後等にまとめて和文による説明を示してください。

・無断転用等、著作権侵害に該当しないか。

特に著作権に該当するインターネット上から得た画像等の無断転用は、法律で禁止されています。図表を転載する場合は著者が出典元の許諾を得て、出典元が分かるように明記してください。著作権侵害に該当しないよう十分に注意してください。

・体裁は適切か。

図表に英文によるタイトルが付けられている、表内文字が全て英文になっている、図表の画質が適切である、文字サイズが小さ過ぎず、文字色が見えにくいことはなく適切である、グラフの縦軸・横軸・凡例が適切に示されている、グラフは色やマーク等による見分けが可能であるといった体裁が整っていることを確認してください。

7.倫理面の配慮

 全ての学術研究においては、倫理的責任を持って活動を行わなければなりません。医学系研究において人を対象とする場合、ヘルシンキ宣言に基づき必ず倫理面に配慮して実施する必要があります。レトロスペクティブスタディー(後ろ向き研究)や図表への臨床画像の使用があった場合等を含め、臨床データを用いた全ての研究は、研究を実施する前に著者が所属する施設の倫理審査委員会の承認を得ており、承認の下に行われたことが倫理承認番号と共に必ず本文中に記載されていなければなりません。

 アンケート評価や視覚評価が行われている場合、評価者や協力者に対するインフォームドコンセント(研究へのデータ利用に関する十分な説明と同意)がなされており、本文中に記載されている必要があります。臨床データや評価者・協力者の匿名性が保たれており、個人情報が保護されていることも極めて重要です。本会の「学術研究に関する倫理規程」をご確認ください。

 倫理審査委員会の承認を得た研究論文には、査読時に著者あるいは共著者の所属施設が特定できないような形式で、本文中の方法の項などに明記してください。

例:本研究は○○病院倫理委員会の承認(承認番号)を得た.

8.利益相反(conflict of interest: COI)の開示

 学術論文では、利益相反に該当するか否かを、筆頭著者のみならず共著者(非会員を含む)も含めて開示する必要があります。本会が掲げる「学術研究に関する倫理規程」に基づき、「厚生労働科学研究における利益相反(Conflict of Interest: COI)の管理に関する指針」および「日本医学会COI管理ガイドライン2022」に準拠し、研究の公正性、信頼性を確保するために、利害関係が想定される企業等との関わり(利益相反)について適正に対応する必要があります。企業等との経済的な利益関係によっては、研究論文の公正かつ適正な判断が損なわれる、または第三者から懸念される可能性があります。従って企業等から金銭・物品・株式等の供与を受けるときは、COIを本文中に適切に公開しなければなりません。COIに該当しない場合にも、その旨を本文中に記載する必要があります。

例:著者および共著者に開示すべき利益相反事項はない.

例:○○○の資金提供を受けて実施した.

例:○○○から測定装置の提供を受けた.

例:○○年度XXX研究費(課題番号)の助成を受けた.

 なお、COI自己申告事項について、疑義もしくは社会的・道義的問題が発生した場合、本会として社会的説明責任を果たすために、十分な調査とヒアリングなどを行った上で、適切な措置を取るよう著者に警告することがあります。深刻なCOI状態にあり、著者が説明責任を果たせない場合には、当該論文を取り下げるよう勧告、もしくは不採択とします。

9.査読後の著者からの回答

 初回投稿論文が査読過程を経ると、査読者および編集者からのコメントが示されたメールが届きます。査読者および編集者から修正が必要であると判断され、かつ著者が修正した論文を投稿することが可能である場合、著者はメール文に示された修正期限内に2回目の投稿(再投稿)を行います。再投稿の際、査読者への回答書のアップロードが必須です。査読者および編集者から指摘された全てのコメントに対して1問1答の形式で回答を行い、修正・改稿の意図を分かりやすく記載してください。指摘されたコメントは、第三者としての視点を持って専門的知見を有する読者からの反応として、謙虚かつ真摯に受け止めてください。たとえコメントが明らかな誤解を含んでいると考えられる場合でも、著者の文章に誤解を招きやすい点、説明不十分な点がなかったかを、いま一度共著者と共に考えてください。その上で、反論がある場合にはその理由を記載してください。

 なお、査読者への回答書には、どの部分を修正したかを明確にするために、修正した箇所のページ数と行番号を示してください。また本文等の修正箇所が分かる構造(マークアップされた原稿)にしたファイルを作成し、マークアップされた原稿に併せて、修正後のcleanの原稿(赤字やコメントの記載がない最終稿)の両方をアップロードしてください。2回目の投稿に対する査読者および編集者からのコメント等、以降も同様に対応してください。