2026年度 調査委員会企画 第2回 診療放射線技師のための調査研究スキルアップセミナーの開催について 量的調査(アンケート/定量・統計)編
- 会告/告示
2026年10月1日
公益社団法人日本診療放射線技師会
会長 上田 克彦
診療放射線技師を取り巻く環境は,タスク・シフト/シェアやSTAT画像所見報告など,さまざまな変化に直面しています.こうした状況の実態や課題は,客観的なデータを収集・分析することで明らかにでき,その成果は実態把握や新たな政策立案へとつなげることができます.社会調査はそのための手法であり,アンケート調査も主要な手法の一つとなります.
社会調査には,大きく分けて質的調査(インタビュー/観察)と量的調査(アンケート/指標化)があります.両者には特徴と違いがあり,目的に応じて適切に使い分けることが重要となります.
本セミナーでは,量的調査(アンケート調査)の設計から解析・活用までの一連のプロセスを,演者らが実施した放射線の健康不安に関する全国Web調査(約2,400人)を実例として解説します.
記
■セミナー名
2026年度 第2回 診療放射線技師のための調査研究スキルアップセミナー
■テーマ
『量的調査(アンケート/定量・統計)』編
■日時
2026年12月14日(月)18:30〜20:00
■開催形式
Zoomによるライブ配信
■定員
800人
■受講料
3,000円 ただし,会員は無料 (金額は消費税込み)
■申込期間
2026年10月7日(水)正午から11月30日(月)まで
■申込方法
JART情報システム内のメニュー「講習会等申し込み」からお申し込みください.
※JART情報システムに未登録の方は,本会ホームページ右上の「JARTIS登録」ボタンより新規利用登録を行ってください.
■受講料払込
お申し込みの際に選択いただいた決済方法でお支払いください.なお,ペーパーレス決済を選択された場合,支払期限は申込日から3日間となります.支払期限までにお支払いいただけない場合,自動的にキャンセルとなりますのでご注意ください.
■プログラム
|
時 刻
|
項 目
|
|
18:30〜
|
開会あいさつおよび注意事項
|
|
18:40〜19:40
|
テーマ:アンケート調査の設計からセグメント分類まで
— 放射線の健康不安に関する全国Web調査を例に — 講師:平井 啓 先生
大阪大学大学院 人間科学研究科 教授(認知行動工学研究分野) |
|
19:40〜20:00
|
質疑応答・閉会あいさつ
|
■セミナー概要
初めに,調査の目的と仮説(行動経済学的モデル)をどのように調査設計へ落とし込むか,また調査対象者をどう設定するか(福島県内・県外の層化など)を示します.次に,測定したい概念を「質問項目・尺度」としてどのように作成するか,因子分析によって信念(恐怖・不信・利用価値)や知識・経験の構造を確認する手順を紹介します.さらにデータ解析の基本として,クラスター分析(教師なし機械学習)による回答者のセグメント分類,決定木分析を用いた簡便な判別方法,分散分析によるメッセージ効果の検証を取り上げます.最後に,抽出された7つのセグメントごとに有効な情報提供・動画コンテンツを設計した事例を通じて,調査結果を実務へどう活用するかを議論します.
診療放射線技師が,日々の疑問を「調査可能な問い」へと組み立て,得られた結果を現場に還元するための実践的な視点を提供していきます.
■本件に関するお問い合わせ
公益社団法人日本診療放射線技師会ホームページ(https://www.jart.jp/)右上のお問い合わせからご連絡ください.
以上