平成18年10月9日に米子コンベンションセンターにて平成17年度学術講演会と総会を開催いたしました。学術講演会では「放射線機器管理士部会の今後の方向性について」部会長として説明し、日本放射線技師会の菊地克彦常務理事に「放射線機器管理士部会のあり方について」に講演いただいた。また、今年度は都道府県技師会においても多くの地方部会または委員会が設置され、その一つとして埼玉県放射線管理士・機器管理士部会の諸澄邦彦副部会長に「埼玉県放射線管理士・機器管理士部会設立の経緯と活動概要」というタイトルで現状を報告していただきました。そして特別講演として東邦大学医療センター大森病院の宮ア 茂先生に「医療施設で行う診断用X線装置の機器管理について」ご講演を願いました。宮崎先生は日本放射線技術学会のJIS委員会等でもご活躍の先生で実際に医療施設でできる機器管理についてお話いただき、会員にとってもよいお話が聞けたと思いました。
引き続き平成17年度部会総会を開催しました。今年度は地方技師会におかれましても放射線機器管理士部会(委員会)が立ち上がり始め、活動の芽が出始めたことはたいへん嬉しいかぎりです。いくつかの県にはお邪魔して、機器管理の現状および今後の部会の方向性をお話しました。平成17年度も日本放射線技師会の学術担当理事とも意見交換を行い部会の今後の方向性について議論いたしました。平成18年度の日本放射線技師会の事業計画に部会とのあり方検討があがりましたので、大事な結論が期待できる次年度になると考えていましたが、日本放射線技師会の菊地常務理事のお話では、次年度機器管理士の国際認定の取り組みが優先され、国内での問題はその動向をみながら今後検討する必要があるので先送りされるようなので、更新制度の実務的な問題、地方技師会の部会(委員会)と本部会の関わりなどが検討される期待が薄れた感がありました。
また機器管理士の活動実態についてのアンケート調査による結果を受け、更新手続きにつながる日常点検様式の整備(日常点検用紙)や機器管理を行うための実践マニュアルを刊行するために執筆分担などの作業を開始しました。各施設でマニュアルをみれば実施できるようなものにしたいと考えております。
部会会員についても検討を行いました。これは現在の部会員が放射線機器管理士として認定されてもすべての認定者で構成されているものではなく、部会の趣旨に賛同し会費の負担をお願いして会員になっていただいています。これは、日本放射線技師会が機器管理士を作り出し、部会を認める以上はできるだけ会員の負担を軽減して参加できるようなシステムを部会と日本放射線技師会とで話を詰める必要があると考えております。今日までは部会組織の立ち上げや財政の面で会費負担をさけることが出来ず参りましたが、今後は委託事業等で財政確保ができれば方向は見えてくるのではないかと検討してきましたが、これも先ほどの本部と部会との関わりの検討が先送りされることで残念ですが、今後の動向をみながら、あきらめずに検討していきたいと思います。
今後は地方をはじめ、各施設においてできることからの実績づくりが非常に大切になり、その活動が今後の認定更新に結びつくように考えたいと思います。今回、新たな役員構成で新規事業に取り組んでおりますので、今後とも部会活動にご理解ならびご協力いただきますようお願いします。 |