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9月30日(水)、三越劇場(東京・日本橋三越本店)において、「第70回日経健康セミナー21(主催:日本経済新聞社・後援:厚生労働省・特別協賛:(社)日本放射線技師会)」が開催された。
テーマは「エックス線検査って本当に大丈夫? 〜放射線を受けた身体の中ではどのようなことが起こっているのか〜」。健康への関心の高まりもあり、400名を超える来場者で会場は埋めつくされた。
本会医療被曝対策委員会委員長の中村豊常務理事による「放射線検査の人体への影響」とした基調講演では、現代医療では放射線なくしては成り立たず、そのうえで、放射線検査による放射線の身体への影響がいかに少ないかということ等について丁寧に説明された。
日本放射線公衆安全学会副会長である渡辺浩氏は、医療施設によって同じエックス線検査でも患者さんが受ける線量に較差が生じないよう、医療被ばくガイドラインによる線量低減目標値を提示していることなどを紹介し、診療放射線技師は、患者さんに、安心・安全な環境でエックス線検査が受けられるよう努めていることを説明した。
(社)日本画像医療システム工業会の早乙女滋氏は、「エックス線写真の発展—アナログからデジタルへ—」と題し、エックス線写真の原理から、技術の発展・進歩について解説され、アナログ写真は100年前と比べて、はるかに感度が進歩し、現在は少ない線量で撮影が可能となり、安全な領域に入ったとした。デジタルについては情報量が多いうえに、画質の安定性などにより撮影回数が減り、被ばく線量低減につながっているとした。
後半は、女優の三田寛子氏を迎え、パネルディスカッションが行われ、来場者からの質問にコメント・回答するかたちで進行した。
放射線・エックス線に関心をもち、診療放射線技師をはじめとした医療者とのコミュニケーションにより、必要な検査は安心して受診していただきたい。また、がん検診の大切さと受診を呼びかけて閉会となった。
(2009年10月15日)
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