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本会の考え方
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2012年1月
年頭所感

社団法人日本放射線技師会
会 長 中澤 靖夫

  

  平成24年の新春を迎え,謹んで新年のご祝詞を申し上げます.
 平素は本会の事業の推進につきまして,ご理解とご協力を頂き深く感謝申し上げます.本年も昨年同様にご指導,ご協力を賜りますようお願い申し上げます.
 初春を迎え,会員の皆さま方におかれましては,どのような夢と希望と目標を抱かれたことでしょうか.昨年は,第27回診療放射線技師総合学術大会・第18回東アジア学術交流大会,第5回JART・JSRT合同学術セミナー,第70回定期総会,第71回総会(臨時)などに出席し,本会の考え方を説明しご理解を頂いてきたところです.
 さて,世界の潮流は戦争の時代から平和の時代を求め,先進国の果たす役割,発展途上国の果たす役割をそれぞれ求めています.大量消費の時代から節約の時代へ,秘密の時代から公開の時代へ,競争の時代から共生の時代ヘ,エコノミーの時代からエコロジーの時代へ──世界の価値観がパラダイムシフトする事が求められています.昨年,ギリシャで起きた金融危機は,イタリア,スペインへと波及し,ヨーロッパ全体が金融社会不安の渦に巻き込まれています.その影響はアメリカやアジアにも深い影を落とし,わが国においても円高の影響を受けて国内生産業は大打撃を受けています.またわが国の政府は,環太平洋パートナーシップ(TPP)の協議に参加すると宣言をしました.しかしながら,農業問題・医療問題などが十分な審議を経ない中でTPPに参加していくことは,大きな問題であります.農業大国アメリカの農産物に対し,食糧自給率約30%のわが国の農産物の関税を撤廃したらどうなるのか,誰が見ても結果は明らかであります.1961年に国民のほぼ全員に保険が適用になり,世界に例を見ない長寿社会を創った国民皆保険は,一体どうなるのでしょうか.私たちは国の将来と国民の健康を守り発展させるために,十分な審議を求めていくべきであります. 
 2012年,本会は記念すべき創立65周年の年を迎えました.1947(昭和22)年7月13日に日本放射線技師会として創立されてから,先達(せんだつ)の血と汗のにじむ苦難の道のりを経て,ここまで成長してまいりました.65周年の節目に,先人の労苦をしのび,業績をたたえるとともに,今後の発展を祈念し,創立65周年記念式典を開催することとしました.全国の会員の皆さま方と共に喜びを分かち合いたいと思います.またこの記念すべき年に,本会の名称を「公益社団法人日本診療放射線技師会」に変更しようと思っております.創立の原点に返り,診療放射線技師の医療における
役割を明確にし,日常診療で実施している診療補助行為についても,法律の定める業務として実施できるよう準備をしております.昨年はチーム医療に関する全国的なアンケート調査に基づいて,厚生労働省チーム医療WG方策会議で診療放射線技師が実施している診療補助行為について意見を述べてきました.本年はこれらの内容を厚生労働省から承認していただき,診療放射線技師教育機関における教育内容の見直し,さらに診療現場で働いている診療放射線技師に対する全国統一の臨床実習教育を実施する予定です.
 本年も国民と協働し,医療者と協働し,質の高い医療技術を提供する診療放射線技師を継続的に育成し,社会的責任を遂行する所存です.皆さま方のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます.

 
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 医療安全を推進しよう─失敗から学ぶ─(2011年12月)
 チーム医療を推進しよう(2011年10月)
 画像診断支援を促進しよう(2011年7月)
 技師会活動を愉しもう ─第27回診療放射線技師総合学術大会を愉しもう─(2011年4月)
 平成22年度事業を振り返って(2011年3月)
 年頭所感(2011年1月)
 生涯教育の充実(2010年12月)
 国民から信頼される診療放射線技術の提供(2010年8月)
 会長に就任して─真のチーム医療を目指して─(2010年7月)

 

 

 

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